▲写真は作業の模様
一般社団法人宮崎県設備設計事務所協会(馬﨑康輔会長)は10月27日、宮崎県社会福祉事業団の知的障害者総合福祉施設「向陽の里」(国富町)でボランティア活動を実施した。今回で21回目を数える活動には、正会員及び賛助会員約120人が参加し、施設の清掃に心地良い汗を流した。
早朝から現地で行われた開会式で挨拶した馬﨑会長は、「コロナ禍の影響もあり、4年ぶりに当協会のメイン事業であるボランティア活動を実施するにあたり、多くの皆様に参加いただき、とてもありがたく思う。作業中は適度に水分補給しながら、安全に充分配慮して作業を行って」と呼び掛けた。
担当者から作業内容について説明があった後、管理棟や体育館等の施設や周辺道路など、それぞれの持ち場に分かれて作業を開始。草刈や植栽、施設の床・壁の清掃などを手際よく進めた。参加者は黙々と作業にあたり、およそ2時間かけて行われた作業後には、施設全体が見違えるように綺麗になった。
施設の飛松順一園長は、「以前は利用者と一緒に行っていた施設内の環境整備も、高齢化や重度化が進み、職員だけで日々対応している状況。協会に継続的に実施していただくボランティア活動に対しては、心から『感謝』の一言に尽きる」と話した。