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横河ブリッジが39億余で落札 日南油津大橋上部工

 国土交通省九州地方整備局は11月17日、一般競争(WTO)で「日南・志布志道路日南油津大橋上部工工事」の入札を執行し、横河ブリッジが39億7881万円で落札した。路線内に架設する日南油津大橋の上部工を施工する。予定価格は43億2433万円、調査基準価格は39億7838万円だった。金額はいずれも税抜。

 日南・志布志道路(日南市及び志布志市)は、九州東部の広域的な連携を図る東九州自動車道の一部を形成し、物流の効率化や地域の発展、災害に強いネットワークの構築等を目的に、九州地方整備局が整備を進めているもの。

 整備延長は、日南東郷IC~油津ICの日南区間が3・2㎞、夏井IC~志布志ICの志布志区間が3・7㎞。全体事業費は約549億円を見込み、日南油津大橋をはじめとする橋梁12箇所等の整備を計画する。事業費ベースの進捗率は約33%。

 当該工事では、日南市益安~平野に整備する日南油津大橋の上部工を施工する。構造形式は鋼4径間連続鋼床版箱桁橋。橋長は383m、最大支間長は138m、支承は10基、架設工法は送出し架設とする。使用する主要な資機材は、鋼材約2810㌧。

 入札の参加業者は、横河ブリッジ、川田工業、IHIインフラシステム、駒井ハルテック、日立造船、名村造船所、日橋・清本・UBE特定建設工事共同企業体、宮地・MMB特定建設工事共同企業体、JFE・三井住友建設鉄構特定建設工事共同企業体、日ファブ・高田特定建設工事共同企業体の10者。