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前目蓼池北1号線など、舗装長寿命化計画 三股町

 三股町は、2019年2月に策定した舗装長寿命化修繕計画(計画期間=19~29年度)を修正した。町道舗装の診断結果を踏まえた適切な措置を行うことで、道路舗装の長寿命化や舗装の維持修繕費のライフサイクルコスト縮減を図る。

 町が管理する道路の総延長は約420㎞で、計画修正時点の舗装率は71.4%(As舗装=290.0㎞、Co舗装=6.8㎞)。区分ごとの舗装率は、1級町道が100%、2級町道が97.0%、その他の町道が67.2%となっている。

 1・2町道を中心とする重要路線については、13年度に計測車両による路面性状調査や目視点検を実施し、ひび割れ率が40%を超える損傷が著しい箇所(36・7㎞)について、補助事業による補修工事を実施している。調査を実施した道路以外に関しても、職員によるパトロール等で点検を行い、簡易修繕を行っている。

 計画では、限られた予算や人材等で、合理的な補修を効率的に実施するため、舗装の損傷状態や道路の重要度、道路利用の特徴等を総合的に判断して、優先順位を決定。これに基づき、年次的に計画的な舗装の補修に取り組むとしている。

 町は22年度までに、▽高才・餅原・市場線(延長620m、改良)▽河辺田通り線(延長170m、改良)▽前同(延長650m、切削)▽稗田14号線(延長700m、切削)▽都城・三股線(延長1300m、切削)▽病院通り線(延長700m、切削)―の整備を実施。

 今後は、勝岡・蓼池線(延長1200m、改良、19~23年度)、山王原・早水線(延長1100m、切削、18~24年度)、飛行場北通り線(延長965m、切削、21~24年度)、前目蓼池北1号線(延長1300m、切削、23~26年度)の整備を計画している。

舗装長寿命化修繕計画