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電動工具の安全使用など再確認 ダイキンHVAC宮崎

      

▲写真は挨拶する向野支店長、大会の模様

 ダイキンHVACソリューション九州株式会社宮崎支店(向野法真支店長)は10月25日、宮崎市内で2023年度の「安全大会」を開催した。大会には同社及び協力会社の社員ら約20人が参加。大会を通じて、無事故・無災害を達成することを誓った。

 挨拶で向野支店長は、国内のみならず、世界各地で過去最高を記録する昨今の猛暑に言及。国連事務総長の「地球が沸騰する時代が到来した」という言葉を引用し、世界的な異常気象や災害を抑制するためにも、気候変動対策の強化が急務であると述べた。

 これを踏まえて、省エネ製品の開発や普及啓発を通じたCO2の削減に取り組むとともに、温暖化に影響の少ない冷媒ガスの開発等にも注力し、グループ全体で今後の温暖化対策を見据えた取り組みを推進していく考えを示した。

 安全講習では、同社工事部の中武忍氏が県内に於ける労働災害の発生状況等を解説。重点取組項目に挙げた▽作業前KY活動の実施▽電動工具等を使用した巻き込み事故▽熱中症予防等―について事例を交えて解説し、参加者に安全作業の徹底を訴えた。

 同社工事部の一本松壱真氏が、「皆で高める意識と技術 安心・安全・ダイキン品質」と今年度の安全スローガンを発声し、参加者全員でこれを唱和。今年度のゼロ災達成に向けて、安全意識の更なる高揚を図ることを確認した。

 大会ではこのほか、電動工具適正使用講習及び安全性体験として、工具メーカーBOSCHの担当者を講師に招き、現場作業時に於ける電動工具の事故事例、これを踏まえた安全対策等を解説した。