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大賞に庭師二十日会、美しい宮崎づくり表彰 宮崎県

 宮崎県は、2023年度「美しい宮崎づくり知事表彰」の受賞団体を決定した。大賞は、西都市内で桜の植樹や枝の剪定等に取り組む庭師二十日会(竹内勝彦会長)が受賞。このほか、地域貢献活動の一環として景観活動に取り組んでいる一般社団法人宮崎県建築士会日向支部(黒木幸市支部長)が奨励賞を受賞した。

 17年4月施行の美しい宮崎づくり推進条例に基づき、美しい宮崎づくりに貢献する個人や団体を表彰するもの。顕著な功績を称える大賞、景観の形成や向上への貢献を表彰する奨励賞、長年にわたる功績を表彰する特別賞のほか、▽水と緑の景観賞▽まちなみ景観賞▽未来につなぐ景観賞―の各部門の受賞者を決定した。

 大賞に選ばれた庭師二十日会は、花見客や観光バスの安全を図るため、西都原公園内において大型車両の通行時に障害となる桜の枝の剪定を実施。宮崎県県土整備部の技術系OB職員でつくる全建緑陽会とともに、公園内や市内の道路脇で桜の植樹を行うとともに、年末年始には西都市役所玄関への門松の設置も行っている。

 このほか、宮崎県西都土木事務所と管理協定も締結。こうした活動を通じて、西都市や西都原公園の景観及び安全性の向上に寄与していることが高く評価された。今後も関係機関と協力しながら、交流人口の増加を目指していくとしている。

 奨励賞を受賞した宮崎県建築士会日向支部は、景観活動として門川町遠見半島の展望台の修繕、馬ヶ背茶屋前の展望デッキの修繕を実施。7月1日の「建築士の日」にあわせて、市内の清掃活動を30年以上継続している。景観活動を推進・PRすることで、建築士会への理解の深まりや、景観形成に向けた波及効果を期待する。

 特別賞は、地域の祭りや花火大会後の清掃活動等を契機に結成した株式会社西の丸一善の会(門川町)が受賞。会には社員とその家族が参加し、約30年にわたって、地域の景観美化や災害復旧支援活動に取り組んでいる。

 水と緑の景観賞は、大淀川水系の河川で清掃や稚魚放流等に取り組むNPO法人都城大淀川サミットと、都城市の関之尾の滝周辺で流木除去等に取り組む宮崎県隊友会都城支部が受賞。まちなみ景観賞は、宮崎市内で花苗植栽に取り組む南加納さんさんクラブ、未来につなぐ景観賞は、植栽や環境整備活動に取り組む大島プロジェクトが受賞した。