▲写真は作業の模様
一般社団法人宮崎県サッシ協会(松下良会長)は10月6日、宮崎市立宮崎東小学校で2023年度の「技術メンテナンス奉仕作業」を実施した。作業には、中央支部の会員企業12社から約30人が参加。経年劣化で開閉しにくくなった窓やドアのメンテナンス作業に、早朝から心地良い汗を流した。
メンテナンス奉仕作業は、30年以上前から毎年続けている主要事業の一つ。秋休み明けの登校日を前に、生徒や教職員が安心・安全で快適な学校生活を送ることができるよう、宮崎市内の学校施設を対象に、日々の業務で培った技術を活かした地域貢献活動として取り組んでいる。
開始式で挨拶した松下会長は、参加者に対して感謝の意を示し、奉仕作業に従事する意義を強調するとともに、「将来の宮崎を支えていくのは、地域の宝でもある子ども達」とした上で、子ども達の笑顔を絶やさないためにも、協力して教育環境の整備にあたってもらよう呼び掛けた。
参加者は、学校からの要望や事前に会員が行った点検結果を踏まえて作成したチェックリストの内容を確認。北校舎・南校舎・体育館の各持ち場に分かれて、開閉しづらくなったドアや窓の状態を確認しながら、サッシの建付調整や戸車の交換、クレセント錠の取り替え、窓ガラスの交換などを行った。
東小学校の森山聖一校長は、「本校は宮崎県で5番目に古い小学校で、多くの修繕箇所がみられる」と現在の校舎の状況について述べ、「子ども達が新しい環境で2学期を迎えらることに感謝している」と話した。