▲写真は贈呈式の模様
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に役立ててもらおうと、小売電気事業の宮崎電力株式会社と、太陽光発電設備の販売・施工・保守等を手掛ける株式会社盛和(いずれも小野晋太郎代表取締役社長)は4月28日、宮崎市にマスク1万枚を贈呈した。小野社長ら関係者が市役所を訪ね、戸敷正市長にマスクを手渡した。
新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、様々な分野でマスクが不足する中、小野社長は同社で働く子育て世代の職員や現場で働く人達から、保育所や幼稚園でマスクが不足している現状を聞きいていたという。今回、取り引きのある商社からマスクを調達する機会を得たことから、現場で役立ててもらおうとマスクを寄贈した。
28日に市役所で行われた贈呈式では、小野社長が戸敷市長に調達したマスク1万枚を贈呈。これに対し、戸敷市長は両社に感謝状を贈り、「貴重なマスクを提供していただきありがたい」と謝辞を述べた。寄贈されたマスクは、子ども達を新型コロナウイルスから守るため、市内の保育所や幼稚園で働く人達に活用してもらう。
戸敷市長や谷川小百合子ども未来部長、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策室の小野幸治室長との対話で、小野社長は、営業自粛等で厳しい経営環境にある飲食業等と痛みを分かつため、料金の値下げなどを検討していることを説明。電気・ガスといったインフラ事業者が行政と協力し、対策を講じる必要があることを訴えた。