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ボランティアで市役所に門松設置 庭師二十日会

      

▲写真は作業の模様

 西都市内の造園事業者でつくる庭師二十日会(竹内勝彦会長)は、西都市役所庁舎の正面玄関にボランティアで門松を設置した。12月26日に会員が現地に集合し、橋田和実市長ら関係者が作業を見学する中、松や竹、葉牡丹、南天などの縁起物を綺麗に飾り付けた高さ約2mの門松を完成させた。

 行政サービスや市民交流・防災の拠点と位置付ける西都市の新庁舎は、旧平田公園等を含む旧庁舎南側の敷地で2020年7月から供用を開始。コロナ禍で暗い話題が多い中、来庁する市民や職員に清々しい気持ちで新年を迎えてもらおうと、庭師二十日会は昨年からボランティアで門松を設置している。

 作業では、あらかじめ用意していた土台の中心部に竹を設置し、周囲に松や葉牡丹、南天などの縁起物を飾り付けた。橋田市長は「寒空の中、作業をしていただき、新庁舎にふさわしい立派な門松が完成した」と感謝の意を示し、「市職員が一丸となり、力を合わせて、良い年にしていきたい」と話した。