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サンマリンスタジアムで清掃活動 宮崎県法面保護協会

      

▲写真は作業の模様

 一般社団法人宮崎県法面保護協会(河野裕介会長)は1月27日、宮崎県総合運動公園内のサンマリンスタジアムで、2022年度のボランティア活動を実施した。プロ野球チームや野球の日本代表がキャンプに訪れるスタジアムを気持ち良く使ってもらおうと、会員企業の職員ら約90人が参加して、施設の清掃作業に汗を流した。

 宮崎県法面保護協会では、1997年の社団法人化を契機に、公益団体としての社会的責任を果たす観点から、地域貢献活動を積極的に展開している。これまでに、養護学校の図書購入費助成や福祉関係団体への寄付、公共施設の清掃作業などに取り組んでおり、サンマリンスタジアムの清掃作業は今年で12回目を数える。

 作業当日、開始式で挨拶に立った河野会長は、会として様々な地域貢献活動に取り組んでおり、その中でも、サンマリンスタジアムの清掃が、長年取り組んできた活動の一つであることを強調。例年にも増して、球場を訪れる多くの人達に喜んでもらえる活動であることを踏まえ、安全第一で作業に取り組んでもらうよう呼び掛けた。

 宮崎県宮崎土木事務所の有馬誠所長は、協会の活動がスポーツランドみやざきとしての魅力や知名度の向上に繋がっていることに感謝の意を示し、引き続きの支援と協力を求めた。施設を管理する宮崎県スポーツ施設協会の本田潤一事務局長は、安全で快適な施設の提供に際して、協会の活動が大きな役割を果たしていることに感謝した。

 その後、川浦幸治理事が作業内容や注意事項を説明し、参加者は各自の持ち場で作業を開始。移動式足場を使って梁上部に散乱した鳩糞の除去やバードレスマットのメンテナンスを行ったほか、スタンド内の客席の拭き上げ、通路の清掃、記者室前の窓拭きに協力しながら取り組んだ。作業後には、球場内は見違えるように綺麗になった。