宮崎県は、２０２２年度の「みやざき社会貢献活動表彰」の受賞者を決定した。県民による社会貢献活動を促進することを目的に、社会貢献に対する功績が特に顕著であると認められる個人・団体・企業を表彰するもの。２２年度の受賞者には、高城地区ボランティア連絡協議会など８団体を選んだ。１月３１日に県庁で表彰式を行う。
多年にわたる社会貢献活動が認められた高城地区ボランティア連絡協議会（都城市）は、地区内の小中学校に於いて災害ボランティアや障害ボランティアなどの体験・研修活動を実施。また、夏祭り後の清掃ボランティアや独居者への集会所サービス事業及び配食サービス事業、児童生徒の交通安全見守り活動などに取り組んでいる。
都城市の中郷地区社会福祉協議会と山田地区社会福祉協議会は、ふくしなんでも相談窓口の開設や高齢者及び子育て中の親子のためのサロンの実施、児童生徒の学習支援事業などを実施。椎葉村のバンビ会は、高齢者の送迎ボランティアや独居高齢者宅での生活支援ボランティア、地区内の環境美化ボランティアに取り組んでいる。
都城市立山之口中学校では、生徒会等が企画運営し、全校生徒で鉢植えの花を栽培し、民生委員や児童委員と連携して地域の高齢者に配布することで、高齢者を見守る活動に取り組んでいる。
２２年度の受賞者は次のとおり▽穆園おはなしの会（宮崎市）▽ＮＰＯ法人宮崎がん共同勉強会（宮崎市）▽都城市立山之口中学校（都城市）▽高城地区ボランティア連絡協議会（都城市）▽バンビ会（椎葉村）▽中郷地区社会福祉協議会（都城市）▽山田地区社会福祉協議会（都城市）▽高鍋更生保護女性会（高鍋町）。