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ひなたの極、木田組生コンら3者を認定 宮崎県

 仕事と生活の調和の実現に向けた職場環境づくりに積極的に取り組む企業等を認証する「ひなたの極(きわみ)」認証制度で、宮崎県は新たに建設業の木田組生コン有限会社(日之影町)と有限会社平成産業(前同)、製造業の双信パワーテック株式会社(都城市)の3者を認定した。今回を含めて、極認証企業は56者となった。

 2018年に創設した「ひなたの極」認証制度は、仕事と家庭の両立に向けた職場環境づくりに関して、特に優れた成果が認められる企業等を認証するもの。認証されるためには、働き方(休み方)の見直しや休業制度等の実績、仕事と子育てに関する一般事業主行動計画の策定など、県が定める審査項目を一定数以上満たす必要がある。

 木田組生コンと平成産業(いずれも木田正隆代表取締役)では、「信頼の製品・一流の信用・明るい生活」の経営理念のもと、積極的な社会貢献に励み、社員教育を重視するとともに、社員全員が働きやすく、休業を取得しやすい職場環境の充実(育児・介護・治療等)に努めるなどして、仕事と生活の両立を推進している。

 一方、双信パワーテック(新津広明取締役社長)では、年間休日120日、週休二日制、ノー残業デーなどを通じて、仕事と生活の両立を応援。育児の為の短時間勤務制度を小学校1年生を養育する従業員まで拡大し、子育て世代の柔軟な働き方も支援している。

 ひなたの極の認証企業は、宮崎県のホームページに企業名や会社の特徴を掲載し、企業としてのイメージアップを図ることができる。また、就職説明会や企業ガイダンス等への優先参加、商談会等の情報提供、宮崎県中小企業融資制度での優遇措置、入札参加資格審査での加点等といったインセンティブも付与される。

 制度の詳細や申請方法はホームページで確認できる。問い合わせ先は、宮崎県商工観光労働部雇用労働政策課労政福祉担当(電話0985-26-7106、メールkoyorodoseisaku@pref.miyazaki.lg.jp)。