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山下橋A1橋台、大和開発が落札 宮崎土木事務所

 宮崎県宮崎土木事務所は9月13日、条件付一般競争で「県道学園木花台本郷北方線山下工区(仮称)山下橋下部工工事」の入札を執行し、大和開発が8369万2000円で落札した。(仮称)山下橋のA1橋台(H=12.5m、直接基礎)と工事用道路工を施工する。場所は宮崎市熊野で、工期は355日間。

 学園木花台本郷北方線は、宮崎学園都市の中心部を起点とし、国道220号南バイパスとを結ぶ延長約4.5㎞の路線。清武川を跨ぐ山下工区(整備延長約1.1㎞)を整備することで、市内中心部へのアクセス強化や防災力の向上、都市近郊における円滑な移動の支援、交通拠点へのアクセス性の向上を図る。

 山下橋の延長は397mで、全幅14・8m(有効幅員14m)。上部工の形式はPC5径間連続箱桁橋、架設工法は片持架設工法(片持架設用移動作業車架設)+固定式支保工架設工法とする。下部工は逆T式橋台2基と小判型壁式橋脚4基を計画する。今回発注するA1橋台工事が、橋梁本体工事の初弾となる。

 A1橋台工事の予定価格は9092万円、調査基準価格は8367万5937円、失格基準価格は7910万0400円だった。金額はいずれも税抜。入札の参加業者は、大和開発、戸敷開発、田村産業、松本組、岡崎組の5社。