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中学校再編計画、年明けにも設計業務発注へ 川南町

 川南町は、町立唐瀬原中学校と国光原中学校の統合に向けて、今年4月から施設整備に係る基本計画の策定作業を進めている。計画が順調に進めば、年明けにも基本設計及び実施設計を発注する考え。2023年度に整備に係る設計内容をまとめ、24年度から25年度の2箇年で新校舎や体育館、グラウンド等の整備工事を行う方針でいる。

 将来的な児童生徒数の減少が見込まれることなどから、唐瀬原中学校と国光原中学校を統合する計画。新中学校の学級数は全15学級程度(各学年4クラス、特別支援学級3クラス)を想定し、「学びを保障し活動しやすい快適な学校施設、十分な校地」「安全・環境・防災に配慮した施設」「地域に開かれた施設」を実現する。

 新中学校の建設候補地に関しては、教育環境が整っているサンA川南文化ホール・町立図書館東側の敷地が妥当としている。この場合の敷地総面積は1万4000m2で、図書館東側のふるさと総合文化公園に3階建の新校舎(延床面積6370m2程度)と200mトラック6レーンの運動場(8200m2程度)を整備する。

 新校舎には、普通教室や特別教室、外国語教室、少人数教室、図書館、交流室、教育相談室、エレベーターを設置し、地域防災拠点としての機能を持ち合わせた施設を目指す。一方、町立図書館近くに新設を計画する体育館の面積は2000m2程度。25mプールや武道場、卓球場等の複合施設にする予定で、町民にも開放する。

 町が示したコスト試算によると、新設中に統合した場合の建設事業費は概算で約36億円。内訳は、校舎が約20億円、屋内運動場が約10億円、プールが約3億円、屋外運動場が約9000万円、駐輪場・駐車場が約8000万円など。これらの施設整備に際しては、国の補助金の活用を視野に入れる。

 事業に本格着手するにあたり、町は今年4月に基本計画策定業務の入札を執行し、ランドブレインに業務を委託した。業務の委託期間は12月末までを予定しており、計画が順調に進めば、23年1月にも施設整備に係る基本設計及び実施設計を発注する見通し。その後、23年度に整備に係る具体的な設計内容をまとめる。

 建設工事に関しては、24年度から25年度の2箇年で行う予定。工事発注に際しての工区分けや年次的なスケジュールは、今後の設計業務の進捗に合わせて、庁内で検討を行うなどして概要をまとめる。新設中学校は、26年4月の開校を予定している。