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新井組が3.6億余で落札 油津大橋P1・A2工事

 国土交通省九州地方整備局は8月9日、一般競争で「日南・志布志道路日南油津大橋下部工(P1・A2)工事」の入札を執行し、新井組(兵庫県西宮市)が3億6180万円で落札した。日南市益安地先に架設する油津大橋に関して、▽橋脚1基▽橋台1基▽基礎工(場所打ち杭φ1500㎜、杭長46m、杭本数9本)▽仮設工1式―を施工する。

 日南・志布志道路は、東九州自動車道の一部を形成する日南~志布志間の一部として16年度に事業化。日南区間(延長3.2㎞)に整備する日南油津大橋の形式は鋼4径間連続鋼床版箱桁橋で、今回の工事ではP1橋脚及びA2橋台を施工する。使用する主要な資機材は、コンクリートが約2600m3、鉄筋が約300㌧を見込む。

 工期は2023年12月15日まで。予定価格は3億9399万円、調査基準価格は3億5983万円だった。金額はいずれも税抜。入札の参加業者は、新井組、松尾建設、村本建設、若築建設(以下、辞退)、福田組、ノバック、森本組。