宮崎県は７月７日、屋外型トレーニングセンターと新宮崎県体育館の指定管理者募集要領をそれぞれ公表した。両施設の利用や維持及び保全、管理運営に関する業務を行う。指定管理期間は、屋外型トレーニングセンターが２０２３年４月１日～２６年３月３１日の３年間、新宮崎県体育館が２３年４月１日～２８年３月３１日の５年間。
屋外型トレーニングセンターの管理業務のうち、自主事業以外の業務に要する経費は、県から支払う指定管理料及び利用料金収入で賄う。指定管理料に関しては、年額を５２９１万６０００円、３年間の総額を１億５８７４万８０００円(いずれも税込)とする基準価格の範囲内で、申請者から各年度の金額に関する提案を求める。
新体育館に関しても同様に、自主事業以外の管理業務に要する経費は、県から支払う指定管理料及び利用料金収入で賄う。指定管理料に関しては、各年毎に設ける基準価格と５年間の総額を２億９８３６万７０００円(税込)とする基準価格の範囲内で、申請者から各年度の金額に関する提案を求める。
申請者の資格要件は、県内に事業所または事務所を有する法人その他の団体で、県から入札参加資格停止の措置を受けていないことや、国税及び地方税の滞納がないことが要件。複数の団体でグループを構成して申請する場合、グループの構成団体は別のグループ申請の構成団体となったり、単独で申請することはできない。
質問の受付期間は７月７日～８月８日、応募書類の受付期間は８月９日～９月８日。７月２２日に開催する現地説明会の参加申し込みを、担当課でそれぞれ受け付ける。提出された申請書類について、選定委員会が住民の平等な利用や施設効用の最大限の発揮、管理運営経費の縮減といった基準に基づき審査を行い、候補者を決定する。
募集要領や関連資料等はホームページで確認できる。問い合わせ先は、屋外型トレーニングセンターが観光推進課スポーツランド推進室(電話０９８５－２６－７１０８、メールsportsland@pref.miyazaki.lg.jp)、新体育館がスポーツ振興課(電話０９８５－２６－７２４７、メールky-sports-shinko@pref.miyazaki.lg.jp)。