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安全・健康管理に万全の対策を 日向地区建設業協会

 日向地区建設業協会(黒木繁人会長)は7月5日、日向建設会館で2022年度の「建設労働交通安全推進大会」を開催した。台風4号の影響で、来賓祝辞や表彰式、特別研修等は中止し、協会の役員や安全指導員のみが参加。新型コロナウイルス感染防止対策を徹底した上で、参加者は安全意識の更なる高揚を図った。

 挨拶で黒木会長は、台風4号の影響で大会の内容を変更したことを説明。新型コロナウイルス感染防止対策や熱中症対策、現場内の安全管理や現場従事者の健康管理に万全の対策を講じ、安全・安心で事故がない現場づくりに努めてもらうよう求めた。

 安全衛生活動報告では、岩田進一安全対策委員長が現場パトロールや新型コロナウイルス感染症対策等の取組状況を報告。経営者が率先して安全衛生管理活動を推進するとともに、熱中症による健康被害の防止や現場代理人による安全現場宣言運動の充実、周辺住民や工事関係者が「災害に遭わない、遭わせない」ように活動してもらうよう求めた。

 吉田優安全指導副員長が「労働災害ゼロ、交通災害の撲滅」を達成する旨の安全宣言文を読み上げた後、大橋泰介安全指導員の掛け声に合わせて、参加者全員で全国安全週間のスローガン「安全は急がず焦らず怠らず」を唱和。無事故・無災害の達成に向けて、一丸となって安全衛生活動などの実践に努めていくことを誓った。

 安全表彰は、安全衛生に係る取り組みが特に顕著であった優良事業所として▽コーソク▽髙野建設▽丸和建設▽米澤土木▽橋口組▽北部産業開発▽栄産業―の7社が受賞。表彰式や特別研修等は後日開催する予定でいる。