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県産材活用、設計支援事業の募集を開始 宮崎県

 宮崎県は、民間事業者等が行う県産材を活用した中大規模建築物等に係る設計を支援する2022年度「みやざき材を魅せる『空間・人』づくり事業(設計支援事業)」の募集を開始した。非住宅分野における木材利用を推進し、木の魅力あふれる空間を創出するとともに、県産材の利用拡大を通じた林業の振興及び地域の活性化を図る。

 補助対象者は個人または法人で、▽非住宅施設のうち、木材使用数量(材積)の70%以上が県産材の中大規模建築物等(延床面積500m2以上の木造建築物の新築または増築等)▽単位面積当たりの木材使用量が実施要領で定める目標値以上―などを要件とする。設計のみで施設の工事請負契約を伴わない事業は補助の対象としない。

 県産材を活用し、木造で計画される施設の実施設計費について、費用の3分の1以内(上限額200万円)を補助する。基本計画・基本設計費や設備設計費、既存建築物の解体撤去等に係る実施設計費、外構等建物周辺施設の実施設計費、地中埋設物処理及び地盤改良工事等に係る実施設計費、工事監理・積算に係る経費等は対象外とする。

 実施希望者は、各農林振興局及び西臼杵支庁の林務課に事業計画書等を提出する。提出された事業計画書等の内容について審査を行い、内示を受けた場合は補助金等交付申請書を提出する。募集の締め切りは11月30日。予算の状況によっては、募集期間中に終了する場合、または募集締め切り後に二次募集を行う場合がある。

 詳細は宮崎県のホームページで確認できる。問い合わせ先は、環境森林部山村・木材振興課みやざきスギ活用推進室木材利用拡大担当(〒880-8501宮崎市橘通東2丁目10番1号、電話0985-26-7156、FAX0985-28-1699、メールmiyazaki-sugi@pref.miyazaki.lg.jp)。

事業実施要領