建設ネット企画画像 四角 四角

9月6日に景観研修を開催 宮崎県建設技術推進機構

 公益財団法人宮崎県建設技術推進機構は、9月6日に宮崎市清武町の宮崎県建設技術センターで2022年度「景観研修」を開催する。建設業や測量設計業、造園業に従事する民間の技術者等を対象に、実務に必要となる景観に関する基礎的な知識の習得を図る。

 研修では、長崎大学工学部大学院工学研究科の石橋知也氏が「風景のとらえ方」として講演し、対象地の地形や歴史を景観として読み解くことの重要性や視点場を正しく理解する手法などを解説する。

 また、熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センターの増山晃太氏が「風景のつくり方」をテーマに講演。通常業務において景観に配慮することの必要性、現地調査で共有すべき内容(必要条件)、景観に配慮した事例や景観設計のアプローチについて学び、公共工事における景観・視点場の捉え方を考える。

 このほか、同講師らに宮崎大学の尾野薫氏を加え、日向市駅周辺の現地調査を実施し、その内容を踏まえたグループ及び全体ディスカッションを行い、景観配慮の優れた点や改善点などを議論する。

 開催時間は9時30分から17時15分まで。定員は15人。研修経費は一人当たり3000円。受講申し込みは8月23日まで、ホームページ内の専用フォームから受け付ける。

 詳細は宮崎県建設技術推進機構のホームページで確認できる。問い合わせ及び申し込み先は、土木課企画研修システム担当(電話0985-20-1830、FAX0985-20-1850、メールmks-25@mk-suishin.or.jp)。

研修案内