串間市は、経年に伴い老朽化が進む市営あさひが丘住宅の建て替えに向けて、今年度に施設整備に係る実施設計を進める。既設の第1住宅と第2住宅をいずれも解体し、4棟に集約して建て替える計画。今年度、施設整備に係る実施設計を完了させ、計画が順調に進めば、2023~24年度に建設工事を発注する見通し。
現在のあさひが丘住宅は、1966年建設の第1住宅と67年建設の第2住宅で構成(計7棟28戸、延床面積合計880m2)。いずれも建設から50年以上が経過していることから、既存の建物を全て解体し、第1住宅の跡地にRC造2階建延べ350m2程度×2棟、S造2階建延べ350m2程度×2棟の4棟に集約整備する。
建て替えに向けて、市は5月20日に指名競争で「市営あさひが丘住宅整備工事実施設計業務委託」の入札を執行し、ごとう計画・設計が2850万円で落札した。業務の履行期間は2023年2月末までを予定。資材の調達状況等にもよるが、計画では23~24年度にかけて、各年度2棟ずつ建設工事を発注する予定でいる。