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村上・高見・久米JVが落札 西階公園屋内施設主体

 延岡市は7月22日、条件付一般競争で「西階公園防災等施設整備事業多目的屋内施設建築主体工事」の入札を執行。村上・高見・久米特定建設工事共同企業体と上田・児玉・高建 特定建設工事共同企業体の2者が応札し、村上・高見・久米特定JVが7億8980万円で落札した。公表価格は7億9190万円だった。金額はいずれも税抜。

 宮崎県の地域防災計画で災害時後方支援拠点に位置付けられている西階公園(西階町)の防災機能強化やスポーツ施設の充実等を目的に、防災拠点機能やスポーツ・レクリエーション機能等を備えた多目的屋内施設を整備する。

 メインアリーナに管理棟を併設した施設の建築概要は、基礎部の構造がRC造、躯体部の構造がS造、階数は平屋建、延床面積は3547m2。メインアリーナの床面は人工芝。天井は斜め格子母屋、内壁はALC板や鉄骨表し等で、最高部の天井高は22・14m。電動及び手動のネットで区分けして、同時に様々な活動ができるようにする。

 当該工事では、施設整備に係る建築主体工事を施工する。工期は2023年12月1日まで。電気工事は第3四半期に条件付一般競争で、機械工事は第3四半期に指名競争で、それぞれ入札を執行する予定。