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創業70周年で寄付金、子どもの貧困対策に 米良電機

           

▲写真は挨拶する米良社長、贈呈式の模様

 宮崎市の米良電機産業株式会社(米良充典代表取締役社長)は7月19日、宮崎県や宮崎大学等でつくる「宮崎県の子どもの貧困に関する連携推進協議会」(藤井良宜会長=宮崎大学教育学部長)に寄付金700万円を贈呈した。宮崎県庁本館特別室で贈呈式を執り行い、米良社長が藤井会長に寄付金の目録を手渡した。

 同社の創業70周年に合わせて、県内の子ども達の健やかな育成に役立ててもらおうと寄付したもの。贈呈式で米良社長は、協議会の活動内容に対して敬意を表するとともに、「県内の子ども達のため、有効に使ってもらいたい」と挨拶した。

 今回の寄付を受けて県では、子ども食堂やフードバンク、学習支援団体を対象に支給先を公募する。子供の貧困対策の一環として、子ども食堂等は地域の交流をはじめ重要な役割を担うが、ボランティアのウエイトが大半を占め、厳しい財政状況にある。

 藤井会長は、「関係部署としっかりと連携し、引き続き貧困対策に取り組んでいく。寄付金を有効に活用できるよう、しっかりサポートしていきたい」と謝辞を述べた。