国立大学法人宮崎大学は、船塚団地の土地有効活用に向けて、昨年度に続き第２回目となるサウンディング型市場調査を実施する。附属幼稚園と緑地で構成する船塚団地(宮崎市船塚１丁目１番地)について、民間事業者への貸付により土地の有効活用を図るため、民間事業者との対話を通じて市場性等を把握する。
土地の貸付範囲は約１万０７００m2。貸付予定地の大部分は緑地で、樹木が多数あり、一部に畑や駐車場、ビオトープ、建物(Ｓ造平屋)、防球フェンスが設置されている。駐車場や樹木、ビオトープの撤去・残置はいずれも可能で、建物や防球フェンスは事業者の負担で撤去できる。埋蔵文化財に関しては協議終了を確認済み。
サウンディングの対象は、船塚団地利活用事業の実施主体となる意向を有する法人または法人のグループ。サウンディングへの参加を希望する事業者で、現地見学を希望する場合は、所属企業部署名、参加者氏名、電話番号、希望日時を明記の上、７月２９日までに担当部署へ電子メールで連絡する。
サウンディングの実施スケジュールは、▽質問受付期限＝７月２９日▽質問最終回答＝８月５日▽サウンディング参加申込期限＝８月１９日▽提案書提出期限＝８月２４日▽ヒアリングの実施＝９月５日～９月１６日▽追加対話(個別)＝９月１６日以降▽実施結果概要の公表＝１０月以降―を予定する。
サウンディングの項目は、①土地利用目的②定期借地権の契約期間③事業用地の規模・範囲④借地料⑤契約期間終了後の取り扱い⑥事業公募の際の参加要件⑦事業用地で想定する建物用途及び建物規模⑧既存施設の活用または撤去―を必須項目とし、事業実施にあたって大学に期待する支援や配慮事項を任意で聴取する。
実施要領等は宮崎大学のホームページで確認できる。問い合わせ先は、施設環境部企画管理課(〒８８９－２１９２宮崎市学園木花台西１丁目１番地、電話０９８５－５８－７１７１、電子メールkikaku_keikaku@of.miyazaki-u.ac.jp)。