国土交通省九州地方整備局は、土木関係工事(港湾空港関係を除く)の2022年度工事成績評定企業ランキングと工事成績優秀企業を発表した。ランキングのトップは、工事成績平均評定点で83点を獲得した松山建設(福岡県)ら4社。平均点80点以上を獲得した工事成績優秀企業には、県内企業24社を含む232社を認定する。
工事成績評定の透明性確保や民間事業者の技術力の向上を図るため、過去2箇年に完成した土木工事の工事成績評定結果を踏まえ、平均点を順位付けした。平均点が80点以上となった企業の中から「工事成績優秀企業」を認定し、認定ロゴマークの使用や中間技術検査の減免、総合評価落札方式での加点といった優遇措置を講じる。
ランキングの対象工種は、▽一般土木工事▽アスファルト舗装工事▽鋼橋上部工事▽セメント・コンクリート舗装工事▽プレストレスト・コンクリート工事▽法面処理工事▽河川しゅんせつ工事▽グラウト工事▽杭打工事▽橋梁補修工事▽維持修繕工事―の11工種。これらの工事実績を3件以上有する企業を対象とした。
県内企業では、同82点の5位に▽伊東建設(延岡市)▽岡﨑組(宮崎市)▽木場組(都城市)▽竹尾組(高千穂町)―の4社がランクイン。
同81点の40位には、▽上田工業(延岡市)▽大淀開発(都城市)▽緒方組(小林市)▽九州建設工業(宮崎市)▽坂口建設(小林市)▽坂下組(小林市)▽志多組(宮崎市)▽田村産業(宮崎市)▽富岡建設(日南市)▽日新興業(延岡市)▽松本建設(宮崎市)▽丸宮建設(都城市)▽盛武組(延岡市)▽大和開発(宮崎市)▽山本組(高原町)▽吉原建設(都城市)▽龍南建設(宮崎市)―の17社がランクインした。
また、同80点の171位には、▽旭建設(日向市)▽園田グリーンセンター(都城市)▽戸敷開発(宮崎市)▽藤元建設(国富町)▽増田工務店(高鍋町)▽八作建設(延岡市)▽伸洋土木(宮崎市)▽永野建設(日南市)▽湯川建設(延岡市)▽丸昭建設(都城市)―の10社がランクインしている。
このうち、工事成績優秀企業には、▽伊東建設▽岡﨑組▽木場組▽竹尾組▽上田工業▽緒方組▽九州建設工業▽坂口建設▽坂下組▽志多組▽田村産業▽富岡建設▽日新興業▽松本建設▽丸宮建設▽盛武組▽山本組▽吉原建設▽龍南建設▽園田グリーンセンター▽戸敷開発▽藤元建設▽増田工務店▽八作建設―の24社を認定する。
九州地方整備局は、7月22日に福岡市博多区の福岡第二合同庁舎で工事成績優秀企業認定書の授与式を開催する。工事成績評定企業ランキングや工事成績優秀企業の一覧は、九州地方整備局のホームページで確認できる。