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確認を徹底、無事故・無災害を継続 坂口建設と三共

      

▲写真は挨拶する松岡社長、外村社長、大会の模様

 坂口建設株式会社(松岡重孝代表取締役)と株式会社三共(外村公明代表取締役)は7月8日、小林市内で2022年度の安全大会を開催した。新型コロナウイルス感染防止対策を講じたうえで、両社の社員及び協力会社の関係者が参加。事例発表や安全活動報告、協力会社表彰を通じて安全意識の高揚を図り、無事故・無災害を継続することを誓った。

 大会挨拶で松岡社長は、昨年度を無事故・無災害で乗り越えたことに感謝の意を示すとともに、日々の「確認」の重要性を強調。リスクアセスメントや安全パトロールなどの労働災害防止対策に際して、「常に確認を怠らず、引き続き無事故・無災害を達成できるよう取り組んで欲しい」と述べた。

 外村社長は、労働災害の多くがヒューマンエラーに起因するものであり、疲労やストレス、安全対策の不備が原因であることを指摘。KY活動をはじめとした安全衛生活動を推進し、一丸となって労働災害ゼロを目指し、「安全は何よりも優先するという意識を再確認して貰いたい」と参加者に訴えた。

 「健康で動ける身体作り」と題した講話では、フィジカルケア宮崎の常盤直孝代表が講演。健康保持・増進の取り組みを経営的視点から考え、実践することを説き、姿勢や動作が及ぼす身体への負担、簡単に出来るエクササイズ等を紹介した。

 その後、坂口建設建築グループの西種子田勇作課長、三共整備工場の漁克美氏が現場体験事例を発表。協力会社表彰では、坂口建設建築部門で株式会社九南、同土木部門で有限会社山方重機、三共部門で植竹建設の3社が受賞し、表彰状と記念品が贈られた。

 坂口建設建築グループの山口修市課長が「指差呼称で再確認/ゆとりを持って安全作業/今日も一日頑張ろうヨシ!」、三共製造部門の柊山健介氏が「ちょっと待て!再確認/危険が潜む日々の作業小さな気付きで安全確保/今日も一日頑張ろうヨシ!!」と両社の安全スローガンを発声し、22年度の安全大会を終了した。