宮崎県は、一般社団法人日本橋梁建設協会(橋建協)及び一般社団法人プレストレスト・コンクリート建設業協会(PC建協)九州支部と、大規模災害時の支援活動に関する協定をそれぞれ締結した。5月23日に県庁で行われた協定締結式には、河野俊嗣知事と各団体の代表が出席し、協定書を取り交わした。
橋建協との協定では、災害時の支援活動として、橋梁の被害情報の収集や復旧のための技術的助言及び応急対策を実施する。PC建協との協定では、大規模災害発生時に道路の機能を早期に確保するため、PC橋に関する技術的な支援を行う。なお、PC橋に特化した応援協定の締結は今回が初めてとなる。
河野知事は、南海トラフ巨大地震をはじめとする大規模災害の発生リスクが高まっていることを踏まえ、両団体との協定締結を歓迎するとともに、県民の安全・安心を確保するための協力を呼び掛けた。