▲写真は挨拶する坂元理事長、総会の模様
宮崎県消防用設備事業協同組合(坂元耕三理事長)は5月31日、宮崎市内で2022年度「通常総会」を開催した。新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で、21年度経過報告及び事業報告、21年度決算報告及び監査報告、22年度事業計画案及び収支予算案について審議を行い、いずれの議案も原案どおり承認した。
挨拶で坂元理事長は、海外の学術機関が行った幸せに関する調査結果を紹介。幸せは、学歴や職業、年収ではなく、「信頼に値する良好な人間関係を構築できるかどうかで決まる」といった調査結果を示し、職場であれば「風通しを良くすることが、人の価値観や幸福度を高め、業務の効率化や生産性の向上に繋がる」と指摘した。
こうした調査結果を紹介した上で、坂元理事長は出席した組合員に対して、自社に於いても人間関係を高める方法を研究してもらうとともに、「これから先の将来を見据え、組合員の人間関係も良いものにしてもらいたい」と呼び掛けた。
議案審議では、上程した各議案を原案どおり承認。21年度の経過報告では、消防設備事業に携わる組合員が、県民から誠実な業務の遂行を期待されていることを踏まえ、組合活動を通じて、県内の消防設備業の更なる飛躍を目指していくとした。
22年度の事業計画に関しては、新型コロナウイルス感染症の動向を踏まえつつ、関連団体が主催する各種行事等への参加、組合員の交流促進を目的とした親睦会の開催、組合員の技術力向上を目的とした講習会の開催等に取り組むことを確認した。