宮崎県は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた県内ものづくり企業が、将来的な事業展開に向けて行う生産設備等の改修を支援する「ものづくり企業生産設備等改修支援事業」の２次募集を開始した。募集件数は３～５件程度。１０００万円を下限、２０００万円を上限に、改修等に係る経費の２分の１以内を助成する。
補助対象者は、新型コロナ感染症の影響を受けた県内ものづくり企業で、▽県内に事務所または事業所を有し、会社法第２条第１号に規定する会社▽製造業者(日本産業分類に掲げる大分類Ｅ製造業に属する業種)▽事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤や、十分な資金等の管理能力を有していること―など。
補助対象経費は、事業の新展開を図るために必要な生産ライン等の新たな機械・設備・部品等の導入、設備の稼働に必要なシステム構築、新展開を目的とした施設の改修等のほか、新型コロナウイルス感染症対策に必要な生産ラインの自動化・無人化、空調設備及び給排水設備の改修、感染防止対策を目的とした施設の改修等。
申し込みを行う者は、７月２２日までにメール等で申込予定書を提出する。事業計画書等は、①事業計画書②収支予算書③個人住民税の特別徴収実施確認・開始誓約書④誓約書⑤申込者概要書―を１セットにして、商業登記簿謄本や決算書等の添付書類と合わせて、７月２９日までに３部(正本１部・副本２部)を提出する。
提出資料について、コロナによる影響や事業の具体性等を審査し、予算の範囲内で補助事業者を選定する。原則、書類審査とするが、必要に応じてヒアリングを行う場合がある。応募数や計画内容等により、減額もしくは不採択となる場合がある。
募集要領や各種様式はホームページで確認できる。問い合わせ先は、商工観光労働部企業振興課工業・情報産業振興担当(メールkigyoshinko@pref.miyazaki.lg.jp)。