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KY活動積み重ね災害ゼロへ アメックスと安全協力会

      

▲写真は挨拶する甲斐会長、上山社長、大会の模様

 株式会社アメックス(上山泰寛代表取締役社長)と安全協力会(甲斐文明会長)は5月27日、宮崎市内で2022年度の安全大会を開催した。3年ぶりの対面開催となった今大会では、「安易な過信は事故のもと 確認重ねて危険予知」を今期の安全目標に掲げ、全員参加で安全第一の作業に努めていくことを確認した。

 第一部の協力会総会で挨拶に立った甲斐会長は、自身の趣味の話しや無趣味の人が多くなっている現状を引き合いに、「趣味があれば、趣味のために病気や怪我に細心の注意を払うようになり、仕事に対しても意欲や遣り甲斐が増す」と指摘。「今年も一年間、安全運転と安全作業をお願いしたい」と参加者に呼び掛けた。

 アメックスの上山社長は、コロナ禍の中で久々に安全大会を開催できたこと、また、昨季の無事故・無災害の達成に対して、参加者に感謝の意を示した。一方で、慣れや慢心が引き起こした他県での事故事例などを踏まえ、「危険予知の積み重ねが安全の確保に必ず結びつく」と指摘し、更なる会の活性化に期待を込めた。

 その後に行われた議案審議では、21年度事業報告及び会計収支報告、22年度事業計画案及び会計予算案を原案どおり承認。22年度の事業計画では、総会や安全大会、懇親会・レクレーションを開催することや、役員会を随時開催することを確認した。

 安全大会の第二部では、アメックスの上山健治郎取締役会長が挨拶。大会開催に際して、社員や協力会から寄せられた多数の安全標語について「いずれも大切なことばかり。皆さんの安全に対する心意気を強く感じた」と感謝の意を示すとともに、「想定外が起こり得ることを常に考えながら、現場に臨んでもらいたい」と呼び掛けた。

 その後、安全表彰を受賞した鎌田雅博氏(カマタサービス)、安全目標を考案した髙山淳也氏(アメックス)を表彰。古小路崇氏(アメックス)が「日々工事の安全に注意し、現場での無災害を継続していくため、一切の不安全行動を撤廃する」と安全宣言を行い、髙山氏の発声に合わせて、参加者全員で今季の安全目標を唱和した。