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災害防止へ安全意識の更なる高揚を 花菱グループ

      

▲写真は挨拶する稲田社長、大会の模様

 株式会社花菱塗装技研工業(稲田健代表取締役)は6月25日、延岡市内の本社で「花菱グループ安全大会」を開催した。新富支店や花菱精板工業の社員はリモートで大会に参加するなど、新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で開催。代表者発表や安全表彰、安全スローガンの唱和を通じて、安全意識の更なる高揚を図った。

 挨拶で稲田社長は、「安全意識を高く持つことで、労働災害を防ぐことができる。通常作業と合わせて、周囲の安全にも意識を向けてもらいたい」と更なる安全意識の高揚を促すとともに、熱中症対策についても率先して取り組んでもらうよう求めた。

 また、この後に行われる改善内容の発表に関して、「日々の業務の中で、作業の改善や生産性の向上等を常に考えながら、仕事に取り組んでいただき、来年の改善報告会で発表できるような素晴らしい取り組みを期待している」と述べた。

 大会では、施工技術部、花菱精板工業、新富支店、本社工場が取り組んだ「6S・改善活動」の内容を代表者が発表。施工技術部は「住宅塗装見積もりの統一化」、花菱精板工業は「アイテムとアイデアによる不具合減少と品質向上」、新富支店は「ラインワークスを活用した支店内伝達の効率化」、本社工場は「1年間の作業改善」をテーマにそれぞれ報告を行った。

 報告を受けて稲田社長は、「年々改善内容がグレードアップしててきている。なぜ改善しようという考えに至ったのか、どの様に改善していくのか、改善したことによってどのような効果が得られたかを繰り返すことで、作業環境やコストの改善などに繋がっていく。今後も改善活動に皆で取り組んでいこう」と呼び掛けた。

 表彰式では、6S・改善や6S/安全推進者、特別表彰、永年勤続者の各表彰受賞者(後述)に対し、稲田社長と各部門長から表彰状等が贈られた。安田順一安全衛生推進者の掛け声に合わせて、全国安全週間スローガンの「安全は急がず焦らず怠らず」を全員で唱和し、安全大会を滞りなく終了した。

*表彰受賞者は次のとおり(敬称略)
▽6S・改善表彰=最優秀賞:施工技術部、優秀賞:新富支店
▽6S/安全推進者=加藤蒼惟(花菱精板工業)、柿原二郎(新富支店)、太田尾翼(本社工場)、黒木教三(施工技術部)、橋口修二(菱友会)
▽特別表彰=最優秀改善提案賞:安藤遥、改善提案最多提出賞:久保田光郎
▽永年勤続者=平田伸治、林美幸、伊比井諭、吉野正樹、宇治橋敦子、甲斐由美子、甲斐則幸、安藤祐策、松下拓央、酒井加奈子、能勢敦雄、酒井一聖。