建設ネット企画画像 四角 四角

ゼロ災害へ持続可能な安全管理を推進 岡﨑組と勝盛会

      

▲写真は挨拶する岡﨑社長、田口会長、大会の模様

 株式会社岡﨑組(岡﨑勝信代表取締役)と協力会社でつくる勝盛会(田口幸登会長)は6月24日、2022年度の「安全推進大会」を開催した。検温の実施やマスクの着用など、新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で、同社及び協力会社の職員が参加。参加者は更なる安全意識の高揚を図り、ゼロ災害の達成に邁進することを誓った。

 大会挨拶で田口会長は、長引くコロナ禍の影響で、仕事のやり方が変わっていく中、全員が知恵を出し、汗をかきながら、無事故・無災害で作業にあたってもらうよう呼び掛けた。岡﨑社長は、昨年度に同社が施工した宮崎市内海地区の災害復旧に対する協力に感謝の意を示すとともに、無事故・無災害の達成へ協力を求めた。

 安全功労者表彰では、勝盛会の会社表彰を受賞した司運輸、同じく個人表彰を受賞した柄本康則氏(AKUNE)、菅原大幸氏(岡﨑組)、下野玲氏(前同)に対して、田口会長及び岡﨑社長から表彰状と記念品が贈られた。

 社内安全パトロール結果を報告した建設事業部の清原洋一郎技術部長は、無事故・無災害での完工といったパトロールの目標や、パトロールによって良好な工事完成物、会社の信用と評価、次の工事請負が得られることを説明。その上で、現場の指導・指摘事例や改善例、現場が安全に保たれている良好な事例を紹介した。

 安全講話を行った岡﨑組の甲斐徹管理課長は、安全運転管理者の選任義務のある事業者に対して、社用車の運転前後に酒気帯びを確認・記録する義務を課す「アルコールチェックの義務化」について説明。同じく村社克彦顧問は、重大な過失による事故や労災かくしによる「書類送検と事業者責任」について講話を行った。

 安全の誓いでは、岡﨑組の汐口慶氏と新地謙一朗氏の発声に合わせて、22年度の全国安全週間スローガン「安全は 急がず焦らず怠らず」を全員で唱和し、無事故・無災害の達成に向けて「頑張ろう!」と三唱した。