建設ネット企画画像 四角 四角

宮島百合子氏を部会長に再選 宮崎建協・女性の会

            

▲写真は挨拶する宮島部会長、総会の模様

 宮崎県建設業協会女性の会(宮島百合子部会長)は6月24日、宮崎市内で2022年度「第4回通常総会」を開催した。新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で、総会には各地区の新旧部会長らが出席し、22年度の事業計画案及び収支予算案等を決定した。任期満了に伴う役員改選では、部会長に宮島百合子氏を再選した。

 挨拶で宮島部会長は、コロナ禍の影響で会としての活動が大きく制限される中、地区単位で活動を展開していることに感謝の意を示した。また、人手不足や従事者の高齢化といった課題が建設産業に山積していることを念頭に、女性の視点で互いに知恵を出し合い、何を為すべきかを模索し、各種活動を展開していく考えを示した。

 議案審議では、21年度事業報告及び収支決算、22年度事業計画案及び収支予算案、任期満了に伴う役員選任案を原案どおり承認。役員選任では、各地区の部長等を常任理事、同じく副部長等を理事とする新体制を決定し、部会長に宮島氏(都城地区)、副部会長に松岡粧子氏(小林地区)と奈須小織氏(延岡地区)を選出した。

 22年度の事業計画では、女性技術者等の確保・育成や働き方改革への対応といった課題が山積している現状を踏まえ、建設業に携わる女性で構成する会の特性を活かし、こうした課題の解決に向けて、女性の英知と感性を活かした事業を展開していくとした。

 具体的には、若年技術労働者(特に若年女性技術者等)の育成・確保の促進や女性技術者等の入会促進による組織体制の強化、小・中学校及び高等学校等の教育現場と連携した学生等への情報発信、関係行政機関・団体等との意見交換や陳情・要望活動の実施、適正な企業評価と入札契約制度改正への対応などに取り組む。

*新役員は次のとおり(敬称略)。
▽部会長=宮島百合子(宮島建設)
▽副部会長=松岡粧子氏(坂口建設)、奈須小織(奈須組)
▽常任理事=山口智恵美(江藤組)、西府さおり(西府組)
▽監事=青山真理(青山建設)、岩元和美(七組)
▽理事=土屋知美(中井建設)、津曲律子(大平開発)、畑山しほり(大成建設)、清水聡美(清水組)、中村示子(技建工業)、四季なるみ(四季設備)、勝吉美香(坂下組)、馬場智子(大幸建設)、林利恵子(大岩建設)、黒木啓子(木倉建設)、池田ひろみ(隅田組)、松本加代子(松本建設)。