建設ネット企画画像 四角 四角

ウィズコロナで活動展開 宮崎県電気工組青年部連合会

      

▲写真は挨拶する長友会長、岩切部長、総会の模様

 宮崎県電気工事業工業組合青年部協議会(長友光広会長)は6月18日、宮崎市内で2022年度の通常総会を開催した。マスクの着用など、新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で、21年度事業報告及び収支決算書、剰余金処分案、22年度事業計画案及び収支予算案等を原案どおり承認した。

 挨拶で長友会長は、コロナ禍で前年度に予定していた一部の活動が中止となったものの、非組合員も対象としたスキルアップ研修などを開催できたことを報告。今後、オンライン形式や対面を組み合わせたハイブリッド形式など、ウィズコロナで活動を積極的に展開していく考えを示し、活動に対する支援と協力を求めた。

 22年度の事業計画に関しては、前年度に続き、会員拡大事業や未来電気工事士育成事業、研修事業等に注力することを確認。例年、工業高校や専門学校の生徒らを対象に開催している学生交流会に関しては、これまでの宮崎・都城・延岡・東児湯地区に加え、新たに日南地区での開催を計画している。

 このほか、高齢者住宅及び公共施設に於ける電気設備無料点検、積算講習会の開催と講師の育成、提案型技術営業の推進、各種講習会・研修会の開催、他業種青年部との交流及び情報交換、未来電気工事士事業(みやtheキッズモール)への参加及び協力、会誌の発行、上部団体の行事への参加などに取り組む。

 当日は、パナソニック株式会社エレクトリックワークス社宮崎電材営業所から講師を招き、研修会も行った。専用のアプリを使って外出先からでも操作できるエアコンや、非常時のレジリエンス機能を強化した浴室システム、スマートフォンで来客に対応できるドアホンコネクトの機能などを学んだ。

■視察研修など実施

 同日には宮崎地区電気工事業協同組合青年部(岩切秀峰部長)の2022年度「通常総会」も開催された。総会では、21年度事業報告及び収支決算、22年度事業計画案及び収支予算案を原案どおり承認。岩切部長は、奉仕活動や視察研修などの活動を展開していく考えを示し、活動に対する理解と協力を呼び掛けた。

 22年度の事業計画では、知識や技術、収益力の向上に資する研修会の開催、他団体との交流推進、地域に密着する電気工事業としての奉仕活動の実施、親組合事業への参加協力、他青年部とのコラボレーション事業の実施、会員拡大による組織の活性化、学生交流会などの担い手促進事業に取り組むことを確認した。