▲写真は挨拶する松本社長、大会の模様
松本建設株式会社(松本純明代表取締役社長)は６月１７日、宮崎市内で２０２２年度の安全大会を開催した。新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で、同社及び協力会社の職員らが参加。「安全は急がず焦らず怠らず」を合い言葉に掲げ、危険ゼロの明るく快適な環境づくりに積極的に取り組むことを固く誓った。
大会で挨拶に立った松本社長は、昨年度を無事故・無災害で乗り越えたことに感謝の意を示すとともに、全国安全週間のスローガンを常に意識し、「急がず焦らず怠らずに安全管理を進め、引き続きゼロ災害を目指していきたい」と意気込みを語った。
同社土木部の宮崎睦士氏は、「八重川赤江南地区築堤外工事」に於ける作業所安全管理状況を報告。施工状況を動画等で紹介するとともに、安全訓練や災害防止協議会、社内安全パトロール等に取り組んだことを説明した。
安全表彰では、優良業者表彰を受賞した横川興業と谷口重機建設の２社、社員安全管理優良表彰を受賞した大古殿兼一氏(土木部)と一ノ瀬順平氏(建築部)の２人に対して、松本社長が表彰状と記念品を贈呈。横川興業の横川幸太郎代表取締役が謝辞を述べた。
大会では、宮崎大学名誉教授の原田隆典工学博士を講師に招き、「数理地震工学から観える理論と実践、経験と予測」をテーマに講演。過去に本県へ影響を及ぼした地震の事例や津波シミュレーションで想定される宮崎市への被害などを解説した。
参加者を代表して建築部の江藤幹太氏と熊野光希氏が安全宣言を読み上げ、「安全衛生の高揚に努める」「安全管理に関する体制の強化を図る」「元方事業者と協力業者は安全管理が一体的に確保されるよう努める」「作業着手前にはＫＹミーティングを実施し、作業計画、作業手順、安全注意事項を確認」「労働安全衛生法、規則、細目を守る」ことを固く誓った。