建設ネット企画画像 四角 四角

新部会長に金丸誠悟氏を選出 宮崎建協青年部連合会

      

▲写真は挨拶する川口前部会長、金丸新部会長、総会の模様

 宮崎県建設業協会青年部連合会(川口隆二部会長)は6月17日、宮崎県建設会館で2022年度の通常総会を開催した。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、総会は各地区青年部の部長ら少人数で開催し、22年度の事業計画や予算等を決定。任期満了に伴う役員改選では、新部会長に宮崎地区の金丸誠悟氏を選出した。

 冒頭の挨拶で川口部会長は、建設業に於いて人手不足や従事者の高齢化、若年層の確保・育成といった課題が山積していると指摘。こうした状況を打破するためには、労働環境の改善が必要不可欠であると同時に、「様々な活動を通じて、業界全体のイメージアップを図り、魅力ある産業であることを発信していきたい」と述べた。

 議案審議では、21年度事業報告及び収支決算並びに剰余金処分案、22年度事業計画案及び収支予算案、任期満了に伴う役員選任案を原案どおり承認。役員選任では、各地区青年部長を常任理事、副部長らを理事とする新体制を決定し、部会長に宮崎地区の金丸氏、副部会長に日向地区の甲斐宣人氏と東諸地区の藤元勇貴氏を選出した。

 22年度の事業計画に関しては、▽若年技術労働者の育成・確保の推進▽社会貢献活動、イメージアップ活動の推進▽適正な企業評価と入札・契約制度改正への対応▽関係行政機関・団体等との意見交換会▽マスコミ等を通じた国民・県民への情報発信▽会員相互の協調連携体制の確立―を柱として、各種活動に取り組むことを確認した。

 就任挨拶で金丸部会長は、将来の建設産業の発展に向けて、担い手の確保・育成といった諸課題に対して行動を起こすとともに、「建設業がインフラの整備や維持管理、地域の安全・安心を守る担い手であることに誇りを持ち、先人が創り上げたインフラを次世代に遺すという責務を果たし、地位向上を目指していきたい」と意気込みを語った。

 当日はこのほか、設計段階での三者検討会の実施や工法検討時に於ける施工性の考慮、工法評価による新技術の開発促進、プレキャスト製品の採用や施工承認の見直し、施工条件の改善、積算の見直しなどを柱とする日向地区発信の施工性向上モデルについて、これを全県へ水平展開するための勉強会も行われた。

*新役員は次のとおり(敬称略)
▽部会長=金丸誠悟(新和産業)
▽副部会長=甲斐宣人(太伯建設)、藤元勇貴(藤元建設)
▽常任理事=野辺俊就(野辺建設)、木脇伸博(博栄建設)、中野拓哉(中野)、小田洋史(天井丸建設)、木村彰裕(木村産業)、佐藤清崇(甲斐土木造園)
▽監事=濵田雄一郎(浜田建設)、永﨑康仁(永﨑建設)
▽相談役=川口隆二(川口技建)
▽理事=岩永敦嗣(岩永建設)、川上哲(川上土木)、本部祐典(川正建設)、清水晃嗣郎(清水工務店)、河野直太郎(河野組)、川﨑秀一(川鉄建設)、河野義範(松浦建設)、野辺耕(日勝建設)、上村一(上村開発)、木場俊介(木場組)、吉元直樹(吉元組)、弓場大樹(弓場造園土木)、川野孔聖(八重尾産業)、寺田武志(寺田建設)、森永義人(佐藤産業)、椎葉慧詩(川上建設)、末吉ゆかり(末吉建設)、横田晋作(ビズ)、黒木洋史(川南工業)、長谷川雄基(長谷川組)、椎葉博樹(尾前建設)、矢野孝幸(矢野建設)、岸本勝也(大同建設)、工藤崇一朗(工藤工務店)、佐藤文彦(ひむか造園土木)。