宮崎県電気工事業工業組合(安田耕一理事長)は、7月30日に西都市の宮崎県立産業技術専門校で「第52回技能競技宮崎県大会」を開催する。大会では、屋内配線工事の基本的な技能を活用し、課題配線図に基づく安全で正確な施工技術を競う。
大会は、電気工事技術者の技能習得意欲を増進し、技術水準の向上を図るとともに、電気工事業の発展に期するため、2年に一度開催しているもの。本来は昨年度に開催する予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で開催を延期していた。
大会の参加資格は、宮崎県電気工事業工業組合所属の組合員(従業員を含む)で、電気工事士の有資格者であること。今大会には、各支部から推薦のあった電気工事士のほか、特別枠として県立産業技術専門校の生徒も出場する。
競技後に審査員が採点を行い、宮崎県知事賞1人、中央会会長賞1人、理事長賞6人を表彰。今大会の優勝者に加え、2019年度の全九州技能競技大会で優勝した大正水流博さんが、11月30日~12月1日に横浜アリーナで行われる全国大会に出場する。
当日は8時50分から開会式を行い、9時40分に競技を開始する。競技時間は150分。15時の審査終了後、15時10分まで作品を見学できる。大会は、九州電力、九州電気保安協会、東芝ライテック、東芝電材マーケティングが協賛する。