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窓及び開口部の安全・安心を確保 宮崎県サッシ協会

 一般社団法人宮崎県サッシ協会(松下良会長)は、2021年度の事業経過報告及び収支報告、22年度の事業計画及び収支予算を決定した。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、対面式での通常総会の開催を取り止め、書面決議で会員の同意を得た。

 22年度の事業計画に関しては、▽防災協定の締結団体として「窓、開口部」の安全・安心のために貢献できる事業を推進する▽要望書の記載事項の実現に向けて、関係機関への積極的なPR活動を行う▽奉仕活動・親睦活動を通じて、協会内の活性化と会員相互の結束を図る―ことを基本方針に掲げた。

 防災協定に関する事業では、公共建築物や避難施設の建具開口部の無償診断・保守点検を行うとともに、防災硝子の説明会を地区ごとに開催するなどして「事前処置」「減災処置」対策の提案や新たな需要の掘り起こしを推進する。

 また、発注機関に対しては、硝子取替工事(防災機能硝子)の予算化のほか、鋼製建具、トイレブース、パーテーション、硝子工事の分離発注に関する要望活動を実施。新たな事業の創出やマスコミを活用した広報活動も展開する。

 地域貢献活動として、学校施設を対象とした技術メンテナンス作業のほか、毎年8月に行われる道路愛護デーに参加するとともに、協会内の活性化及び結束強化を図るため、研修会や協賛メーカーを含めた親睦会の開催を計画する。

 書面審議ではこのほか、県北地区の21年度事業経過報告や22年度事業計画案も確認した。