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福添勝郎氏を支部長に再選 宮崎県建築士会宮崎支部

           

▲写真は挨拶する福添支部長、総会の模様

 一般社団法人宮崎県建築士会宮崎支部(福添勝郎支部長)は4月27日、宮崎市内で2022年度の通常総会を開催した。新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で、21年度事業及び収支決算、22年度事業計画案及び収支予算案などを原案どおり承認。任期満了に伴う役員改選では、福添勝郎氏を支部長に再選した。

 挨拶で福添支部長は、コロナ禍の影響で21年度に計画していた一部の活動が実施できなかったことや、リモートを活用した会議のメリット・デメリットなどを説明。ワクチン接種の進展等に伴い、明るい兆しが見えつつあることを踏まえ、会員の意見を聞きながら、22年度の活動を推進していく考えを示した。

 議案審議では、21年度事業として、地域住民による防災かまどベンチの作成支援や八重地区公民館の整備協力、工業高校での建築甲子園の授業支援、工業高校によるインターンシップの受け入れ、新県立宮崎病院での現場見学会の開催のほか、女性部を中心に障がい者住居のバリアフリー化支援に取り組んだことを報告。

 22年度の事業計画では、会員の資質の向上や品位の保持、行政協力をはじめとする地域貢献事業を展開するとともに、一般社会に対する建築士のアピールや会員が求める活動の実践、地域が取り組みたい活動に対して会員が参加しやすい環境を整え、建築士の職能を十分に発揮できる事業に取り組むことなどを基本方針に掲げた。

 これを踏まえた基本事業では、各委員会を中心として、▽会員相互の親睦と会員拡大▽組織強化及び建築士の職能を活かした地域貢献活動の充実▽技術研鑽のための研修会・講習会・現場見学会等の開催▽会員への広報・情報提供の充実▽青年建築士及び女性建築士の技量向上や人材育成―などに取り組むことを確認した。

 役員改選では、福添支部長をはじめ、幹事26人、会計監査2人の新執行部案を承認。このほか、顧問に野口寿尚氏(宮崎市建設部建築住宅課長)、齋藤洋介氏(宮崎市都市整備部建築行政課長)、河野通康氏(宮崎市教育委員会学校施設課長)の3人。相談役に元支部長の岩浦厚信氏と松竹昭彦氏、前支部長の野田一孝氏を選任した。

*新役員は次のとおり(敬称略)
▽支部長=福添勝郎
▽幹事=井上竜志、甲斐江里子、井料田大郷、渡部裕充、黒木雅裕、甲斐智史、矢野直樹、日高達郎、川口さおり、金丸宜裕、黒井浩史、中野晶生、坂下輝男、外山稔、内田恭代、竹政剛、青木雄治、宇田津直樹、佐々木真也、深野木絵里、山崎孝紀、福島晃平、杉尾好弘、浅部真弘、越山明典、十川学
▽会計監査=川越修、岡﨑誠二。