建設ネット企画画像 四角 四角

新会長に河野裕介氏を選出 宮崎県法面保護協会

               

▲写真は挨拶する工藤会長、総会の模様

 一般社団法人宮崎県法面保護協会(工藤勝利会長)は5月26日、宮崎市内で2022年度「第26回定時総会」を開催した。新型コロナウイルスの感染対策を徹底した上で、21年度事業報告及び収支決算、22年度事業計画及び収支予算などを承認。任期満了に伴う役員改選では、新会長に河野裕介氏を選出した。

 会長挨拶で工藤会長は、4期8年にわたり会長職を務めた期間を振り返り、協会運営に対する会員の協力にお礼を述べた。また、「地震等の自然災害に対して、我々が行う法面工事の仕事は重要な役割を担う。協会の存在意義を再認識し、会員が一丸となって今後も事業展開を図っていけるようお願いしたい」と思いを述べた。

 議案審議では、谷口大海氏を議長に選出し、21年度事業報告や収支決算及び監査報告、22年度事業計画、収支予算などの議案を承認。任期満了に伴う役員改選では、新会長に河野裕介氏、副会長に柳橋恒久氏や西條隆雄氏を選出した。

 22年度の事業計画では、法面保護工事の社会的使命への深い認識と本県特性に応じた法面工法の確立、普及促進に関する事業を通じて、県土保全や自然との調和のとれた環境創造に寄与することを基本方針に掲げた。会員の加入促進や社会貢献活動の実施、各種研修会の開催、関係官庁との意見交換の実施、関係団体との連携強化を図る。

 総会後に行われた22年度協会長表彰式では、永年勤続表彰の▽荒木孝一氏(九州防災工業)▽手嶋勝昭氏(松澤組)▽小林雅和氏(同)▽仙波尚士氏(大和開発)―の4人、功績技術者表彰の▽工藤真一郎氏(工藤興業)▽加藤浩氏(鴟尾工業)▽神戸重宣氏(松澤組)―の3人、現場代理人表彰の▽興梠竜治氏(工藤興業)▽吉澤岳志氏(光技術開発)▽大平健朗氏(吉原建設)―の3人、若手技術者表彰の濱砂拓也氏(大和開発)、特別功労者表彰の田中美紀代氏(事務局)を表彰した。

*新役員は次の通り(敬称略)。
▽会長=河野裕介(五幸建設)
▽副会長=柳橋恒久(富岡建設)、西條隆雄(西條組)
▽理事=山﨑司(山崎産業)、中川靖浩(鴟尾工業)、吉原政秀(吉原建設)、工藤勝利(工藤興業)、荒川福男(荒川建設)、谷口大海(谷口組)、川浦幸治(龍南建設)
▽監事=松澤芙美(松澤組)、野瀬栄樹(叶工業)。