国立大学法人宮崎大学は、木花キャンパスのメインストリートや工学部B棟、附属図書館を対象にネーミングライツ事業を実施する。命名権の付与期間はいずれも3年間。各施設の愛称を決定する命名権を付与し、事業者等からその対価として命名権料を徴収する。事業の募集要項は宮崎大学のホームページで確認できる。
対象施設と希望ネーミングライツ料(年間)は、木花キャンパスのメインストリートが約100万円、工学部B棟が7講義室と2階ラウンジで約10万円~約20万円、附属図書館が建物全体(約500万円)及び1階ワークショップコートと3階3室で約15万円~約30万円。工学部B棟と附属図書館は、1室のみでも応募できる。
ネーミングライツを獲得した事業者等は、大学側と愛称サインの内容や設置場所について協議を行った上で、愛称サインや案内看板等を自己負担で設置できる。大学は、ホームページ等で愛称変更のお知らせ等を掲載し、施設等の愛称を積極的に使用する。事業終了後の原状回復に必要な費用は事業者等の負担とする。
命名する愛称は、対象施設等の運営に支障を及ぼさないものとし、法令等や公序良俗に反するもの、またはそのおそれがあるもの、政治活動・宗教活動・意見広告及び個人の名刺広告に関するもの、社会問題等の主義・主張に係るもの、公衆に不快の念又は危害を与えるおそれのあるものなどは、愛称として用いることはできない。
希望者は、ネーミングライツパートナー申込書に法人等の概要を記載した書類、納税証明書等を添えて、担当窓口に提出する。申し込みは随時受け付け、締め切りはそれぞれの対象施設等で最初の応募者を受け付けた後1カ月とする。選定委員会でネーミングライツパートナーの審議を行い、学長が決定する。
申請書の提出先は、宮崎大学施設環境部企画管理課企画管理係資産担当(〒889-2192宮崎市学園木花台西1-1、電話0985-58-7997、メールkanzai@of.miyazaki-u.ac.jp)。