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河野孝夫氏を会長に再選 宮崎県舗装協会

      

▲写真は挨拶する河野会長、総会、表彰式の模様

 宮崎県舗装協会(河野孝夫会長)は5月18日、宮崎市内で2022年度の通常総会を開催した。新型コロナウイルス感染防止対策として、一般会員から事前に議案への同意を得た上で、出席した理事役員が各議案について審議を行い、これを原案どおり承認。任期満了に伴う役員改選では、河野孝夫氏を会長に再選した。

 冒頭、挨拶に立った河野会長は、終息の兆しが見えない新型コロナウイルス感染症やロシアによるウクライナ侵攻といった昨今の情勢について言及。コロナ禍の中で、昨年度は協会としての活動が一部制限されたことを説明するとともに、今後はウィズコロナを意識し、一歩ずつ前進しながら、互いに協力し合っていこうと呼び掛けた。

 議案審議では、21年度事業及び決算、22年度事業計画案及び予算案、任期満了に伴う役員改選案を承認。22年度の事業計画では、少子高齢化による担い手不足や働き改革の波を受ける厳しい環境下において、コロナ対策を行いながら、協会の存在価値を高め、会員の経営安定を図るため、各種事業を展開するとした。

 具体的には、受注機会の確保に向けた関係機関との意見交換や要望活動の実施、技術研鑽及び資格取得のための研修会・講習会の開催、関係機関及び会員相互の連携強化と情報交換・意見交換、地域貢献を目的としたボランティア活動や災害対応活動の推進のほか、協会運営のための各種会議・行事の開催などに取り組む。

 任期満了に伴う役員改選では、新任3人を含む新理事・監事の選任案を承認。再選された河野会長は、厳しい時代ではあるが、強力な布陣の新体制のもと、業界の発展に向けた各種活動や次の世代のための体制づくりなどに取り組んでいく考えを示した。今総会まで副会長を務めた柳橋恒久氏(富岡建設)は相談役に就任した。

 一方、協会規程に基づく会長表彰では、長年にわたり協会役員を務めた柳橋恒久氏、木場智彦氏(木場組)、岡﨑勝信氏(岡﨑組)に河野会長が表彰状と記念品を贈呈。

 このほか、優良技術者表彰を受賞した▽甲斐秀美氏(木田建設)▽薄木宏氏(旭洋建設)▽佐藤井年氏(坂下組)▽日野拓也氏(宮前建設)▽大畑宏信氏(吉行産業)▽勝目清一氏(前同)―の6人、優良若年技術者表彰を受賞した黒木拓人氏(旭洋建設)と田山竜誠氏(永﨑建設)に対しては、各事業所に表彰状等を送付し、受賞者に授与してもらう。

*新役員は次のとおり(敬称略)
▽会長=河野孝夫(日新興業)
▽副会長=松岡重孝(坂口建設)、児玉清和(旭洋建設)
▽理事=堀之内芳久(大淀開発)、井上和俊(森都工業)、桑原常雄(桑原建設)、藤元建二(藤元建設)、木下裕介(旭道路)、吉田昭彦(大洋建設)、上村孝司(富岡建設)
▽監事=武田直隆(武田建設)、竹井哲博(竹井建設)。