一般社団法人宮崎県骨材協会(矢野久也会長)は、２０２１年度事業経過及び決算、２２年度事業計画案及び収支予算案を決定した。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、昨年度に続いて定時総会の開催を取り止め、書面審議で会員の同意を得た。任期満了に伴う役員改選では、矢野久也氏を会長に再選した。
２２年度の事業計画に関しては、円滑で適正な協会運営の実施や事業の活性化、会員企業の従業員の育成と能力向上を図る講習会などの開催、労働災害防止に向けた体制の確立、採石・砂利採取業務従事者の結束を図る業務従事者交流会を開催する。
このほか、経営の安定化を図るため、行政機関や関係団体等に対する陳情・要望活動を行う。担い手の確保を目的として、学生を対象にプラントや採石場などの現地視察会を実施するとともに、業界のＰＲを積極的に行うとした。
一方、２２年度の表彰では、業界功労者の宮崎県知事表彰を金原厚朗氏(金原重機建設)、同じく会長表彰を鳥丸隆氏(荒殿興業)が受賞。会長表彰の長期勤続従業者表彰は、山本祥平氏(太陽興産)、綾垣洋一郎氏(前同)、川野理佳氏(矢野産業)、藤田信幸氏(大淀開発)がそれぞれ受賞した。
＊新役員は次のとおり(敬称略)
▽会長＝矢野久也(矢野産業)
▽副会長＝那須一昭(国見興業)、井手徳康(井手産商)
▽理事＝佐藤尚克(佐藤工業)、首藤宝一郎(大藤産業)、西村直也(太陽興産)、酒井九州男(西都砂利)、鳥丸隆(荒殿興業)、戸高望(大淀開発)、久保幸蔵(都北産業)、別府義彦(西部生コン)、日高栄利(日南採石事業協同組合)
▽専務理事＝横山兼一(事務局)
▽監事＝佐藤勝伸(西日本土木)、吉行輝真(吉行産業)。