▲写真は挨拶する本部会長、総会、表彰式の模様
宮崎地区建設業協会(本部喜好会長)は４月２６日、宮崎建友会館で２０２２年度の通常総会を開催した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、規模を縮小して開催。２１年度の事業報告及び収支決算、２２年度事業計画案及び収支予算案の各議案を原案どおり承認した。任期満了に伴う役員改選では、本部喜好氏を会長に再選した。
挨拶で本部会長は、「今年度も業務量の確保に向けて関係機関との意見交換を中心に精力的に取り組み、情報収集に努めたい」と意気込みを語るとともに、災害発生時には協会の結束した対応が求められることから、日頃からの会員同士の情報共有の必要性を強調。社会奉仕活動や安全大会、研修等への積極的な参加も呼びかけた。
議案審議では、２１年度事業報告及び収支決算、２２年度会費収入、２２年度事業計画案及び収支予算案などの議案について審議を行い、いずれも原案どおり承認された。
２２年度の事業計画では、地域建設業がインフラ整備や地域の安心・安全を守る担い手であり、その使命を果たすため、計画的かつ安定的な社会資本整備の推進が必要であると指摘。関係機関との意見交換を通じて、経営基盤の強化に努めるとともに、担い手の確保・育成や生産性の向上、労働環境改善に積極的に取り組むとした。
一方で、コンプライアンスの徹底や企業倫理の確立、災害発生時の対応及び防災訓練の実施、協会独自の奉仕作業及び献血運動の推進、関係官公署の実施する行事への協賛・協力、技術研修及び建設工事の積算講習の開催、土木技術者試験準備講習会及び各種試験対策講座への参加、暴力団追放事業所協議会への参加を行う。
また、労働災害防災対策として、安全衛生推進大会や工事現場の安全パトロールを実施するとともに、ＩＴ(情報技術)活用方策の検討や導入支援、地域建設業としての広報活動を推進する。雇用福祉の増進や労働環境の改善、従業員の能力開発と文化教養活動の推進、健康管理及び労働安全の確立などにも取り組む。
表彰式では特別表彰のみを行い、野﨑好一氏に本部会長が表彰状と記念品を授与した。会員表彰、従業員表彰に関しては各社で受賞者(後記参照)の表彰を行う。
＊新役員は次の通り(敬称略)
▽会長＝本部喜好(川正建設)
▽副会長＝坂口睦男(坂口組)、西條隆雄(西條組)、児玉清和(旭洋建設)
▽理事＝川浦幸治(龍南建設)、田村和也(相生建設)、春山義正(春山建設工業)、黒木尚彦(紘進建設)、宇治橋信雄(宇治橋建設)、鈴木剛(鈴木産業)、米丸順也(伸洋土木)、川越昌一郎(ダイニチ開発)、川口泰直(宮崎特殊工事)、戸敷泰士(戸敷開発)
▽監事＝村上孝光(南州建設)、中山敬一朗(中山建設)
▽顧問＝後藤啓嗣(伸東建設)
＊表彰受賞者は次の通り(敬称略)
▽会員表彰＝坂元純洋(南日本興業)
▽従業員表彰＝津曲教仁(岡﨑組)、山本晋吾(前同)、芥田憲史(坂下組)、片平雅也(前同)、海老原博隆(志多組)、甲斐隆宏(前同)、内野宮孝俊(伸洋土木)、押川雄一(前同)、北田健二(大和開発)、冨満強(前同)、甲斐傑(龍南建設)、深川浩史(前同)。