▲写真は挨拶する朽木支部長、堂地新支部長、総会の模様
一般社団法人日本塗装工業会宮崎県支部(朽木充嗣支部長)は５月１０日、宮崎市内で２０２２年度「第５８回定時総会」を開催した。新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で、２１年度事業経過報告や収支決算、２２年度事業方針案及び収支予算案などを承認。任期満了に伴う役員改選では、新支部長に堂地隆一氏を選出した。
支部長挨拶で朽木支部長は、支部長を務めた２期４年の事業活動に対する会員の協力に感謝の意を示し、「コロナ禍による活動の制約もあったが、リモート会議などデジタル化や効率化の面で得るものもあった」と説明。「若手人材の育成や技能士に対する評価向上、新３Ｋの実現など、まだまだ活動は道半ば。これからも会員各社の協力のもと、魅力ある業界づくりに真剣に取り組んでいきたい」と挨拶を締めくくった。
議案審議では、総務、普及、安全・環境、技能、技術の各委員長から前年度の事業経過報告があった後、２１年度収支決算、２２年度事業方針案及び収支予算案などの議案について慎重に審議を行い、いずれの議案も原案どおり承認された。
このうち、２２年度の事業方針に関しては、▽塗装技能士の若手人材育成(建設キャリアアップシステムのレベル４登録)▽宮崎県内に於ける地域貢献(防災協定・奉仕活動)▽会員企業の広報支援及び顧客拡大―の３項目を掲げた。
任期満了に伴う役員改選では、堂地隆一氏が新支部長に就任。堂地氏は「これまでの団体の歴史をしっかりと踏襲しながら、宮崎支部設立６０周年に向けて、業界の更なる発展のために事業活動に邁進していく」と意気込みを述べた。
総会ではこのほか、今年度の新入会員として、株式会社河野塗装(県央地区)、株式会社黒田塗装(県北地区)、株式会社和藤塗装(同)の３社が紹介された。
＊新役員は次のとおり(敬称略)
▽支部長＝堂地隆一(佐藤塗装店)
▽副支部長＝平原勝利(ヒラハラテクノ)、岸本武(旭栄塗装)、二見剛志(二見塗装)
▽監事＝外山真一郎(コーサイ)、後藤正樹(東建装)、稲田健(花菱塗装技研工業)
▽相談役＝朽木充嗣(くちき)
▽総務委員長(会計)＝平野均(柴塗装)
▽普及委員長＝嶋末武(嶋末塗装店)
▽安全・環境委員長＝今村章一郎(イマムラテクノ)
▽技能委員長＝入田修一(ニュータ)
▽技術委員長＝吉川慎一郎(吉川塗装)
▽九州ブロック事業特別委員＝緒方美丈夫(緒方塗装)。