西都地区建設業協会(池田博会長)は、２０２１年度の事業報告及び収支決算、２２年度の事業計画及び収支予算を決定した。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、通常総会の開催を取り止め、書面決議で全会員の同意を得たうえで、４月２８日に開催した理事会で報告した。任期満了に伴う役員改選では、池田博氏を会長に再選した。
２２年度の事業計画に関しては、課題である中長期的な建設業の担い手確保やＩＴ化の推進などを踏まえ、これらの問題点の解決や会員の意見及び要望等の反映のため、発注機関との意見交換会の積極的な実施や建設人材の育成に取り組む。これに加え、昨年度に実施できなかった事業について、会員の更なる団結のもとで取り組むとした。
具体的には、▽各発注機関との積極的な意見交換会の実施▽担い手確保のための出前講座等の展開▽危険箇所調査等の実施▽関係国会議員・県議会議員へ業界意見の反映▽秩序ある協会維持のための会員相互の協調性の確立▽会員のための各種講習会の開催―に重点的に取り組む。
＊新役員は次のとおり(敬称略)
▽会長＝池田博(伊達組)
▽副会長＝河野孝文(河野建設)、阿萬憲二(阿萬建設)
▽理事＝佐伯万樹(佐伯建設)、仁科聡一郎(仁科産業)、中野拓哉(中野)、伊達眞一(伊達土木)、中武三月夫(中武建設)
▽監事＝橋本吉朗(橋本組)、黒木誠二(黒木忠建設)。