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会長に坂下輝男氏を再選 宮崎地区建築業協会

            

▲写真は挨拶する坂下会長、総会の模様

 一般社団法人宮崎地区建築業協会(坂下輝男会長)は5月11日、宮崎市内で2022年度「第46回通常総会」を開催した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今総会は理事ら少人数で開催。21年度の事業経過及び決算報告、22年度事業計画案及び予算案のほか、任期満了に伴う役員改選案を原案どおり承認した。

 挨拶で坂下会長は、昨今の物価上昇や激甚化・頻発化する自然災害について言及。厳しい時代であるからこそ、会員が一致団結して、担い手の確保・育成といった諸課題の解決に取り組む必要性を訴えるとともに、宮崎市との防災協定の締結やインボイス制度等に関する情報発信、会員間の交流促進などに努めていく考えを示した。

 続いて、一般社団法人宮崎県建築業協会の佐田正博会長が挨拶。議案審議では、21年度事業経過及び決算報告、22年度事業計画案及び予算案、任期満了に伴う役員改選案について審議を行い、いずれも原案どおり承認した。

 役員改選では、会長に坂下輝男氏(北工務店)、副会長に▽柚木﨑悟氏(左都建設)▽鶴本英三氏(鶴本建設)▽川上学氏(川上建築)▽岡留正明氏(岡留工務店)―をそれぞれ再選し、監事には金丸厚氏(厚工務店)と太田征宏氏(太田總合建設)を選任した。相談役には、歴代会長の▽新町吉男氏▽西田増美氏▽松下新一氏▽佐田正博氏―が就いた。

 一方で、22年度の事業計画では、長期優良住宅やゼロエネルギー住宅の建築促進、多様化する住宅ニーズに対応するための講習等の開催、応急仮設住宅に関する取り組み、大工技能者の技術・技能向上への協力、木育・木工教室やボランティア活動の推進、月給制や週休二日制の導入など魅力ある職場づくりの推進などに取り組むとした。

 22年度の会長表彰は、技能表彰を西牧暢彦氏(新町工務店)と佐保圭祐氏(鶴本建設)の2人、勤続表彰を▽高橋弘貴氏(新町工務店)▽中嶋孝志氏(川上建築)▽黒木純一氏(前同)▽神谷弘記氏(北工務店)―の4人が受賞。今年は、総会の場で行っている表彰式は取り止め、各事業場で表彰状と記念品を贈呈する。