▲写真はフリーダムディスプレイ、現場での設置状況
株式会社F・Cガード(山下晃司代表取締役)が所有する移動式LED看板「フリーダムディスプレイ」が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録された。キャスター付専用架台により、場所を選ばない運用が可能で、スマートフォンから簡単に文言の変更や文字サイズの調整ができるといった点が評価された。
従来型の工事用LED看板は、その大きさや電源確保の観点から、現場によっては運用が煩雑になるといった課題があった。また、電光掲示板の表示内容に関しても、表示する内容を事前に登録する必要があるため、現場で大きな変化があった場合、臨機応変な対応が難しいといった点が懸念事項となっていた。
その点、フリーダムディスプレイは、キャスター付で移動が容易なうえ、バッテリーか発電機のいずれかで電源を確保できる。スマートフォンの専用アプリから簡単に表示内容を変更できるほか、動画も表示することができ、場所を選ばない幅広い運用が可能となった。
このほか、スケジュール機能を搭載したことで、時間や曜日ごとに光量等の細かい設定が可能となり、消費電力の節約及び視認性の向上を実現する。
F・Cガードの担当者は、「現場はそれぞれ全く異なるため、各現場に応じた臨機応変な対応を求められるケースが多い。フリーダムディスプレイは、多様化する現場において、場所に合わせた対応を『その場』で簡単にとることができる」と説明。
そのうえで、「安全性の向上や作業の効率化、経費削減など様々な点でメリットを感じることができる。多くの現場を抱える事業者様や、難しい現場で作業をされる場合などに活用してもらえれば」と話す。
NETIS登録の技術名称は「移動式LED看板(フリーダムディスプレイ)」。登録番号はQS-210062-A。問い合わせ先は、F・Cガード(電話0985-47-2881)。
《案内リーフレット》