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会長に河野与一氏を再選 小林地区建設業協会

      

▲写真は挨拶する河野会長、総会模様、表彰受賞者

 小林地区建設業協会(河野与一会長)は4月23日、小林地区建設会館で2022年度の通常総会を開催した。新型コロナウイルス感染防止対策を講じたうえで、21年度事業報告や収支決算、22年度事業計画案や収支予算案の各議案を原案どおり承認。任期満了に伴う役員改選では、河野与一氏を会長に再選した。

 挨拶で河野会長は、21年度にスタートした防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策等で、公共事業に関しては安定的な事業量が確保できる見通しであることを説明。引き続き、国や県に対して必要な陳情・要望等を行う考えを示した。

 議案審議では、21年度事業報告・収入及び支出決算、22年度事業計画案・収入及び支出予算案などの議案について審議を行い、いずれも原案どおり承認された。22年度の事業計画では、会員企業の社会的責任への対応と法令遵守、会員相互の団結、ダンピング受注の排除及び不良不適格業者の排除などを重点施策に掲げた。

 また、公共工事予算の長期的な確保と早期・平準化発注の要望、適正な企業評価と入札制度等への対応・要望、災害対応力の強化、技術者及び若年労働者の技術力の向上、人材の確保・定着対策の推進、働き方改革の推進、建設キャリアアップシステムの推進なども重点施策に掲げ、これに基づく施策に取り組むことを確認した。

 総会に先立ち行われた表彰式では、河野会長のほか、来賓として招かれた宮崎県西諸県農林振興局の小野正寛局長と小林土木事務所の相牟田浩明技術次長が挨拶。小野局長は、農業生産性の効率化やスマート化を支える基盤整備の重要性を訴え、「協会とも緊密に連携を図りながら、事業の円滑な執行に努めていきたい」と述べた

 表彰式では、河野会長が各表彰の受賞者(後記参照)に表彰状と記念品を授与。受賞者を代表して謝辞を述べた鬼塚和樹氏は、「受賞は上司や同僚の指導・励ましの成果であり、より一層、会社や協会の発展のために努めていきたい」と意気込みを語った。

*新役員は次のとおり(敬称略)
▽会長=河野与一(河野産業)
▽副会長=松岡重孝(坂口建設)、小園俊志(小園建設興業)、原裕一(原工業)
▽理事=緒方英機(緒方組)、川野良二(八重尾産業)、竹下清人(竹下建設)、高山三郎(高山建設)
▽監事=内藤健(日進建設)、鳥井美三男(山本組)

*表彰受賞者は次のとおり(敬称略)
▽優良工事現場代理人・担当主任(監理)技術者表彰=下御領和也(坂下組)、佐藤井年(前同)、村岡浩文(前同)、鬼塚和樹(河野産業)、川野芳輝(淵上組)、楠田誠治(前同)、吉留利明(大幸建設)、本村巧(前同)、大浦徹(緒方組)、池畑昌司(前同)、川野孔聖(八重尾産業)
▽永年勤続表彰=相良一美(淵上組)、椎葉謙一(緒方組)、江口正一(児玉組)、小糸毅(八重尾産業)、西倫史(坂下組)
▽安全衛生優良事業場表彰=オーム工業、永﨑建設。