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串間市建設業協会

          

▲写真は挨拶する河野会長、総会の模様

 串間市建設業協会(河野義也会長)は4月22日、串間市建設会館で2022年度「第73回通常総会」を開催した。新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、理事を中心に開催した総会では、21年度事業及び収支決算、22年度事業計画案及び収支予算案、役員改選案を承認。役員改選では、河野義也氏を会長に再選した。

 総会で挨拶に立った河野会長は、防災・減災、国土強靭化対策の推進に伴い、公共工事が堅調に推移していく一方、担い手不足や資材の高騰により、建設業に於いては引き続き、厳しい経営環境が強いられると予測。

 特に担い手不足が深刻化しており、串間市内でも継承者不足による廃業が増加していると指摘したうえで、「関係省庁や関係議員に対して、経営健全化のための施策を要請していきたい」と意気込みを語った。

 河野会長を議長に選出して行われた議案審議では、21年度事業及び収支決算、22年度事業計画案及び収支予算案、任期満了に伴う役員改選などの議案を慎重に審議し、全議案を満場一致で承認可決した。このうち、任期満了に伴う役員改選では、会長に河野義也氏、副会長に吉田一徳氏と畑山典秀氏を選出した。

 また、22年度の事業計画では、関係機関に対して東九州自動車道(日南~串間~志布志)の早期事業化、会員優先受注の促進、最低制限価格の引上げを要請していくほか、安全管理体制の確立を目的とした安全推進大会及び安全パトロールの実施、技術力向上を目的とした講習会などに取り組むことを確認した。

*新役員は次のとおり(敬称略)
▽会長=河野義也(松浦建設)
▽副会長=吉田一徳(吉田建設)、畑山典秀(畑山建設)
▽理事=津曲俊朗(津曲建設)、津曲道孝(大平開発)、池島正浩(大洋建設)、有嶋由紀夫(有嶋建設)
▽監事=増田健雄(増田建設)、山内浩樹(山内建設)
▽顧問=谷口光秀(谷口組)。