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山下栄氏を支部長に再選 産業資源循環協会県央支部

      

▲x写真は挨拶する山下支部長、総会、表彰式の模様

 一般社団法人宮崎県産業資源循環協会県央支部(山下栄支部長)は4月15日、宮崎市内で2021年度の通常総会を開催した。新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で、21年度事業報告及び収支決算、22年度事業計画案及び収支予算案を承認。任期満了に伴う役員改選では、山下栄氏が支部長に再選された。

 挨拶で山下支部長は、今年4月に施行されたプラスチック資源循環促進法や、今後、更新時期を迎える大量のソーラーパネル廃棄問題に言及。これらの諸課題についてアンテナを拡げ、情報を共有しながら、ビジネスチャンスと捉えてもらうよう求めた。また、県協会が推進する優良産廃処理業者の取得にチャレンジしてもらうよう呼び掛けた。

 その後、来賓として招かれた宮崎県産業資源循環協会の田村努会長が挨拶。山下支部長を議長に選出して行われた議案審議では、21年度事業報告及び収支決算承認、22年度事業計画案及び収支予算案、役員改選について審議を行い、原案どおり承認した。

 21年度の事業計画では、▽支部活動の拡充強化▽産業廃棄物の適正処理対策の要望▽支部表彰制度の実施―といった一般事業のほか、支部会員を対象とした資質向上研修会の開催、産業廃棄物の不法投棄防止啓発パトロール及び撤去作業の実施、環境フェア等への参加、関係機関及び他団体との連携事業に取り組むことを確認した。

 総会内で行われた表彰式では、優良事業所表彰を受賞した▽福山金属商会▽山﨑紙源センター▽第一建設―の3社、優良従事者表彰を受賞した▽槐島史武氏(旭興産)▽高見誠二氏(環境未来恒産)▽後藤耕一氏(田村産業)▽山﨑安紘氏(前同)▽津留崎智弘氏(宮崎環境開発センター)▽井上正幸氏(テクニカル・キナイ)▽日高二郎氏(伸洋土木)―の7人に表彰状が贈られた。

*新役員は次の通り(敬称略)
▽支部長=山下栄(山下商事)
▽副支部長=塩川聖一(塩川産業)、河東光浩(太信鉄源)
▽理事=川﨑裕二(宮崎環境保全公社)、田村努(田村産業)、石山和美(旭興産)、阿万清貴(農興産業)、栗巣景吉(栗巣土木)、川越重希(宮崎環境開発センター)
▽監事=河辺久雄(井上商店)、齋藤彰賢(宮崎県医師サービスセンター)。