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青年部長に山﨑氏、女性部長に川口氏 建築士会宮崎支部

      

▲写真は総会の模様、挨拶する十川前部長、挨拶する川口新部長

 宮崎県建築士会宮崎支部の青年部(十川学部長)と女性部(内田恭代部長)は4月15日、宮崎市内で2022年度の通常総会を開催した。検温や消毒、マスクの着用、リモート併用など新型コロナウイルス感染防止対策を講じたうえで、22年度事業計画案及び収支予算案、任期満了に伴う新役員体制などを決定した。

 青年部の総会で挨拶に立った十川部長は、2年間の任期を振り返り、青年部活動に対する部員の協力に感謝の意を示すとともに、「新体制のもとで、青年部らしい活動、皆のためになる活動を推進し、楽しみながら盛り上げてもらいたい」と述べた。

 議案審議では、21年度の事業経過及び22年度の事業計画などを各委員会が説明。任期満了に伴う役員改選では、新部長に山﨑孝紀氏(エース建築設計)、副部長に船ヶ山懸士郎氏(JA宮崎経済連)と福島晃平氏(馬詰設計工房)を選出した。

 就任挨拶で山﨑部長は、役員の負担軽減や、新たに設置した広報委員会によるSNS等を通じた情報発信などに注力するとともに、学術的なテーマを主としていた建築セミナーを、木育など子ども達も楽しめるテーマにシフトする考えを示した。

 その上で、22年度の事業方針に地域貢献や会員拡大を掲げ、建築セミナーの開催や青年部活動の情報発信、青年建築士の勧誘・育成、会員相互の交流親睦事業、技術及び知識の向上を目的とした研修会等の開催等に取り組むことを確認した。

 一方、女性部の総会では、21年度の事業経過として、市内に居住する重度障がい者の住まいのバリアフリー化を支援したことを報告。22年度は、女性部主催の研修会や青年部との合同親睦会の開催、県及び全国規模の研修会等への参加に取り組むとした。

 任期満了に伴う役員改選では、新部長に川口さおり氏(大東建築設計事務所)、副部長に深野木絵里氏(SUMICA)を選出。川口部長は、女性部の活動を皆で考えながら、部員間の連絡を密にして、活動に参加しやすい環境づくりに努めていく考えを示した。